あれから 20年ε=ε=┏( ・_・)┛

 
夕方5時くらい 
 
窓の向こう側の色が変わったので
ベランダに出てみた。
 
 
暮れていく陽に照らされて 
白い花はちょっと 温かみのある色になり 
 
赤い花も 
ところどころがオレンジや
黄色になり 
鮮やかだけど ポカポカ暖かい色になった。 
 
はぁ〜 きれいだなぁ 
 
穏やかな日だなぁ 
 
ちょっと真面目な話になるけど 
 
いまから 20年前の 
9月22日は.. 
 
ままげにゃんは 泣きたい気持ちを最大限に 我慢して 
 
絶対 奇跡がおこると願いを込めた日だった。 
 
けど、一番切ない日でもあったな。
 
ままげにゃんの母親が 
再入院した日
 
それから 約一月弱 
ままげにゃんは奇跡を信じ 
大好きなチョコレートを断って祈ったものの(-o-;) 
 
願いは届かず。 
 
 
再入院の日 
平常をつくろい運転する父、 
口を一文字にして
しっかり前を向き 
後ろを振り向かずに車に 乗っていた母
 
そんな両親の様子をみつつ 
車の後部座席の母の横にいたままげにゃんは 
 
後ろをむいて 玄関で見送る兄を
動き出した車の中から見ていた。
 
 肩を落とし
壁に寄りかかって 
悲しそうな顔で見送る兄。 
 
多分  家族にとって 
それまでで
一番つらい時だったかも しれないな。 
 
と.. 
毎年 この日がくると 
必ず思い出す光景。  
 
夏がすぎ 
部屋のなかが 少しひんやりしたり 
 
夕暮れの陽の傾き方とか 風の匂いとか、
 
やっぱり この季節 
切ない思い出が
蘇ってくる。
 
悲しみは癒やされたよ。
 
でもね、
また 会ってゆっくり お茶を飲みながら 
話したいなぁ
なんのたわいもない話
こども達の成長した話
手作りの話
 
 
そんな気持ちは 
秋になると より深まってしまうから‥
 
やっかいだな‥(>_<)
 
 あれから もう 
 20年 
 
いまは
奇跡というより
 家族の幸せを願う 
 ままげにゃん 
 
後ろを振り返らずに
前を向いていた母 
 
きっと ままげにゃんに 
そういう精神を 
残したかったんだね。 
 
ということで 
 
ちょっと ウルウルくるけど 
深まる秋
頑張ろ〜 
 
手作りで!( ̄∀ ̄)