えっ 2時50分?!

「おかあさんてさあ、2時50分抜けてるよね〜」とT。
 
「えっ 2時50分?何、それ」 ま、まさか 江頭か???

「ちがうよ〜 ネジ50本抜けてるよね。っていったんだよ、頭のネジ」

 ‘2時50分とネジ50本‘ か、 おお〜 なんと!似てる〜。と、
 言われた内容はともかく感激した。


「でさー マイペースでのんきじゃん、もしかしたら 80本くらいネジ抜けてるんじゃない?」
と爆笑のT。
お前だって もう 小学生にしてメンテナンス必要だろ!


でも・・言われた事に反論できないくらい最近は自分でも 日に日に頭のネジがゆるくなって
ある日突然、パカッ!て 頭のふたがとれちゃうんじゃないかと思うときもしばしば(^0^;)



そんな会話を苦笑いしながら、食卓テーブルでパソコンをテコテコやりながらみている男がいる。

ぱぱげにゃんだ! 昨日 夜9時すぎに帰宅した!



前の帰宅は8月上旬。 それから 一月半ぶりに我が家へ帰宅。
ままげにゃんは、久しぶりのぱぱげにゃんとの会話でテンションもちょっとあがった。


あの猛暑の東京で過ごしていて、バテバテで帰宅したぱぱげにゃんの話を聞くのもそこそこに 
自分のこの一月半のことを 一気にしゃべってしまった。


また やっちゃった。
毎回 自分の機関銃のような爆裂トークに反省する・・・。


「私ばかり話してごめん」 「いいよ、いいよ」ときいてくれている ぱぱげにゃん。

うーん やはり、自分とは遠い遺伝子の男にちがいない・・・結婚してよかった。(^v^)
私とは違うところがいっぱいある。


自分が夫なら 「自分のことばかり話さないで オレの話も聞け!」なんて いってしまうはず。
出会った日から 23年目に突入。


私は中身も外見も激変してしまったけど、中身は変わらないぱぱげにゃんに感謝。
・・・・外見は??? 同じくらい激変?!


そのぱぱげにゃんをバス停まで迎えにいく前、駐車場のアリの巣をみた。
昨日までの「実験現場」は、なにごともなかったかのように きれいになっていた。


あめ一個 きれいにみんなで 食べたんだなぁ。 よかったよかった。
実験現場には 一匹のアリもいなくて なんだか ひっそりとしてる・・。

まるで、団地の人たちがみ〜んなカーテンをしめて、 電気を消しちゃってるような・・
夜一人でそれをポツンとみているような気分になった。 

なんか あんなに賑わっていたのに、寂しいな。


次の瞬間 バックに手を突っ込み あめを探していた。 よし!一個あったぞ! 今度はカルピス味。


「今度はコンクリートじゃなくて 巣の近くの土の上におこう!」

Tがぺロッとなめったあめを そっとおいて ぱぱげにゃんを迎えに車を出した。




無事 ぱぱげにゃんと合流でき 自宅駐車場兼、アリの実験現場へ。

車から降りるなり 「そうだ、どうなっているかな!」と すぐさま現場へ。



「 おー!!!!すごい!集まってる!」 ままげにゃんとTは 夜の9時半だけど・・おもわず絶叫。


30分前には 誰もいなかったアメの周りに こんな夜にもかかわらず(?) ワラワラと集まっていた。

ぱぱげにゃんは 「えっ 何?何なの?」とわからない様子なので 説明した。

「のんきすぎる・・」とちょっと肩を落として、脱力 苦笑い。
こんな妻でごめん(^0^;)

ぱぱげにゃんのあきれた顔をよそに 「今度は 角砂糖おいてみようかな?」
実験への夢は膨らむ・・(笑)

でも そんなことをしていたら アリが大量発生して、誰かが「アリの巣ころり」をおいてしまったら・・。
管理人さん おねがーい (><)

でも、でも・・もう少しだけ。 実験はつづく・・・。